隙のある建築
■テーマ
建築における隙とは何かを考える。
建築は芸術ではないが、建築にも喜怒哀楽を感じるような芸術的、人間的要素が必要である。
それが人における隙に近いのではないか。
■研究方法
・様々な建築要素から、隙とは何か分析していく。
・キュビズム、シュルレアリスム、ダダなど19世紀以降の知覚的に表現する絵画から要素を抽出する。
・差し色のように隙の割合とは何か検証する。
・余白の心理的隙性。
■レファレンス
ユダヤ博物館/ダニエル・リベスキンド
垂直で閉ざされた壁面を纏いながら内部空間は狭い、広い空間が連続し、迷路性があった。
フィリップ・エクセタ―・アカデミー図書館/ルイスカーン
ファサードは均質なグリッドになっているが、内部は中央と壁面からの光によって空間に変化を与えている。
ガリシア現代美術センター/アルヴァロ・シザ
天井から突き出たヴォリュームや、その隠れた奥にある大きなボイドが隙に近い。
ヨゼフ・ホホル
キュビズムを応用した建築
カミロ・ジッテ
画一的な幾何学主義を批判し、空間形成において不規則性を尊重することを原則とし、都市の自然的な要素が視覚的印象を与え、絵画的な都市像を生みだすよう唱えた。
都市の風景に関する研究
http://www.minto.or.jp/print/urbanstudy/pdf/u44_01.pdf
隙と好きと隙間
■敷地、プログラム
サーベイ不足のため未定です。
横浜のような都市計画され、一定に建築が配置され隙が少ないと感じる場所。
ニュータウンのようなプログラムが一定に配置されている場所。
都市に閉鎖的な建築(美術館、結婚式場、図書館、病院、ホール)
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