隙のある建築/TGC7

隙と冗長性の関係

隙とは隙間や油断の意味があり、余分なものとして捉えられる。しかし、心理的隙には油断(余分)することで相手の認識に振り幅を作り、対人関係(外的要因との関係)を作り出す利点に興味を持った。建築における冗長性と関係しているのではないか?

 

ロバスト性と冗長性の関係

建築におけるロバスト性とは機能に対して外的要因(自然、人)による機能損失を最小限に止めることである。例えば本の劣化を防ぐために光を遮る壁や屋根と考えられる。それに対して冗長性は機能に対して人の許容量を超えた時に機能不全を余分を作ることで留め、安定化を図る。また、許容面積を超えても開口を空けるなど、領域を増やすことで機能不全を留めることができると考えられる。結果、建築において冗長性は人を外的要因と捉えた時にロバスト性の一部となる可能性がある。

 

心理的隙のロバスト性の関係性

心理的隙には一時的に透かす意味がある。光は時間によって揺れ動くことで光量を常に変化させ、奥行き感を操作し時間によって透かすことができると考える。光を用いることで領域面積を増やさずに仮想的な領域を作り出し、機能損失を最小限にとどめる役割をすることからロバスト性の一部と考えられるのではないか。

 

目的

隙は建築のロバスト性の一部と捉え、心理的な隙の光の明暗の変化から作り出される奥行きを操作し仮想境界を作ることで、機能の安定化を計る建築設計を目的とする。

 

 

 

 

結び

本修士設計は、ロバスト性に含まれる隙に着目し、時間によって奥行き感を操作し、用途に応じて仮想境界を操作する隙は建築デザインに対する手法として期待できる。また、ロバスト性と冗長性と隙の関係性を明確にすることで評価手法としても期待できる。

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コメント: 3
  • #1

    admin (木曜日, 24 1月 2013 08:47)

    論理がめちゃくちゃである。
    ロバスト性がやりたいのか?隙が、やりたいのか?冗長性がやりたいのか?

    ロバスト性と冗長性の関係を調べるのではなく、違いを理解する。ロバスト性でやるなら、井村の延長線上でやる。冗長性なら、自分で論理をたてる。隙からどちらかに絞るストーリー。

    ここに書いてある理解は共に間違っている。これらは余裕に関する考え方である。

    ロバスト性は機能が壊れないように物理的な遊びを作る。冗長性は将来パンクしないように余裕を設けておく。
    これらは心理的隙とどのように関係するか?また、光との関係は?

  • #2

    strona www (金曜日, 03 11月 2017 21:27)

    felogen

  • #3

    wróżba za darmo (土曜日, 18 11月 2017 01:11)

    puchnąłbym