・方向性と中間までの作業
1.鬼石多目的ホールでの体験
鬼石多目的ホールの外部通路では、移動や時間によってガラス面へ映り込む像が変化し、訪れる度に異なる印象を受ける。このガラス面によって生まれる、実像と虚像の捉え方で空間に多様な表情を与えるメカニズムに興味を持った。
2.
鬼石多目的ホールでの空間体験のメカニズムを、内部/外部の距離感・構成・明度差、ガラス表面の操作(平行/曲面/鏡面など)、外部から見た時の内部の奥行きの有無などに着目し分析する。
3.
既存建築において透明性がもたらす空間特性を抜粋し、分類分析する。
また、モデル作成により鬼石での透明性の確認と有用性を示す。
現在レファレンスとなる透明な建築を集めています。
コメントをお書きください
admin (日曜日, 20 10月 2013 01:12)
*鬼石で感じた現象を正確に示し、なぜそういう認識が起こるのかを図示する。
*模型を作成する。部分模型でも良い。
*透明な建築を探すのではなく、「透明性」に着目した建築空間のあり方を提案している作品を探す。
*原広司さんが20年以上前からいくつか提案を行っている。田崎美術館以降の様相論など。
*セジマさんの建築を分析し、同じ透明性でも違いがあることを示す。
「 横浜市六ツ川地域ケアプラザ」「トレド美術館ガラスパヴィリオン」「ルーブルランス」などが面白いか?